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想定外

henkin皆さん、おはようございます。
ITO ACADEMYの伊藤琢哉です。

尾木ママや私は絶対合格保証を、お墨付きにもらいながら、高校入試に失敗したのは【想定外】だと言われる。

地震もそうであるが【想定外】だと言われたりもする。

あらゆる技術やシステムは一定の想定のもとに設計され機能している。

高校入試であれば、公開模試の偏差値、実力テスト、内申点などの数値・データのみで見ている。
(その子のメンタル・ブロックまでは見ていない。1対1指導はシステム上できないからだ。)

原発の事故もこの【想定外】の地震によるものだと言われたりもする。

原発となれば当然ながら何重もの安全装置が施されているであろうが、
それにしても最終的には一定の想定の範囲内での設計であることは間違いない。
したがって、この場合の【想定内】とは、システムの安全装置が作動しシステムが制御不能にはなりえない。

いずれにせよ【危機】は【管理】しえる事態、という意味である。
言い換えればそれだけのことともいえる。
【想定外】の何かが起きることはあり得ないわけではない。ただそれはもう制御不能であるから、システム論としては【想定】する必要はないのである。

【想定外】とは制御不能な状態ということである。

想定外=放置=非常事態

DSC01112(この写真は私の書いた拙著の著者紹介欄からの引用です)

皆さん、おはようございます。
ITO ACADEMYの伊藤琢哉です。

【想定外】とは【ありえないこと】なのではなく、【ありえないことにしておくこと】なのだ。
そしてあらゆる技術がこの意味での【想定内】と【想定外】を区別するほかない。
あらゆる可能な事態に対処することなど不可能だからだ。

だから、【想定外】の事態とは一種の非常事態である。
そして、【危機】の事態においては平常時とは全く異なった発想や思考が要求される。
ところが、【想定外】といういい方は、まさに、ある事柄を【ありえないことにしておいた】
んであり、思考の枠の外に【放置】し、あたかも存在しないかのようにしてきたことなのだ。

この考え方は平和主義に似ていると思う。

平和主義は、平和を愛する世界の諸国民の信義に信頼して武力を放棄するというもの。
つまり【世界の諸国民は平和を愛している】ということにして日本も武力放棄する、という。
平和主義とは、戦争を起こさないことにしておくという前提で成り立っている。

そしてもしこの危機が崩れたら日米安保体制によってアメリカが日本の危機状態の管理に当たるのであろう。

不変塾

皆さん、こんにちは。
ITO ACADEMY代表の伊藤琢哉です。

塾経営に関して書く。
綿密に考案・企画され、最初のうちは、きっちり成果も上がっていた計画が、目も当てられない悲惨な失敗に終わる時もあった。

見過ごしてしまいそうなくらいに小さく、どうでもいいと片づけていた事柄が往々にして塾の盛衰を左右しかねない要因に化けたりするときもあった。
(整理整頓がなされていないとか。これは塾を選ぶ際の第一位のメルクマールなのです)

講師や事務局長で業界で一番優秀と言われる方々を当塾に招聘しても、無意味である。
なぜなら最も賢明で鋭敏な人間が、生涯にわたって経験を積んでも時代が変われば状況が変わるからである。
とかく塾経営は難しい。

なぜなら個別の時代が来れば大手ではほぼお手上げ状態になり倒産状態に追い込まれる予備校も多々あったわけだし。

【知識詰め込み型】から【思考型】へ変更すれば今まで成功していた塾が軒並み大規模な変貌を遂げることを余儀なくされよう。

最初から【思考型】だった当塾は粛々と何の変革も無く今までやってきたことを続行して行けばよいだけである。

皆さん、こんにちは。
ITO ACADEMY代表の伊藤琢哉です。

塾のシステムで言うと無料延長システムは最初のうちは時給300円くらいになり経営学的には【百害あって一利なし】としか思えなかったものが、中長期的にはすごく有益な結果をもたらすことがあった。大いに親御さんと生徒さんに喜んでもらえ成果が出たという点で。

言い換えると当初の段階における弊害こそ、のちの成功の原点だったということさえありえたのだ。

フランチャイズ塾

皆さん、こんにちは。
ITO ACADEMY代表の伊藤琢哉です。

フランチャイズ塾の大本の理事長は塾を昔、ご自分が開いたときのように開かないのは、今は開かないのが正解で、誰かに開かせるのが正解と思っているからだと思う。

リスクをしょわないのである。

新たにフランチャイズで開塾する方々はフランチャイズ塾の本部のマニュアル通りにやっていればうまくいくとは限らない。

システムを改革したり、刷新したりする技術は、行ってみれば【実験科学】にすぎない。

現場の経験をかなり積んだくらいでは刷新、改革に成功する確率は0に限りなく近い。

ずぶの素人がやった際は、ハイリスクノーリターンの確率が高い。

でも自費出版と同じで希望商法は乗ってみるのも楽しいという方々も大勢いらっしゃるのである。
それならそれでいいじゃーないですか。

塾のシステム

皆さん、こんにちは。
ITO ACADEMY代表の伊藤琢哉です。

ITO ACADEMYで長年にわたって機能してきた料金相談システム・無料延長システムを廃止するとか、

うまくいく保証のない合格保証システムという新しいシステムを導入・構築するかという問題は

【石橋をたたいて渡らない】を信条とするつらさを伴う改革である。

成功し続けるかどうかはやり続けてみないとわからないのである。

社会的地位が低いところで頑張りたい

皆さん、こんばんは。

ITO ACADEMY 代表の伊藤琢哉です。

水について考えてみよう。

水はどんどん上がっていったら、最後は水一滴になる。

つまり上に行けば行くほど、孤独、一人ボッチになる。

一方、下に行けば行くほど、どんどん多くの友達や教え子ができ家に訪ねてくる。

そうすると、自分の心は広くなる。

そして【水】は最後は大きな海になる。
私はそういう生き方をしようと小さいころから思っていた。
私は社会的に下に行って頑張るんだという欲求が高かった。
何も上ばっかりが脳じゃない。

水に学ぶ

皆さん、こんばんは。

ITO ACADEMY代表の伊藤琢哉です。

私は生き方を考える際、自然から学ぶことを大事にした。
その典型的な例が【水】である。

水というものは丸い容器に入れると丸くなり、三角の容器に入れると三角になる。
つまり同調するわけだ。相手というものをいつでも受け入れると言ってよい。

相手の考え方を受け入れてお付き合いをさせていただくのはマンツーマン指導では欠かせない素養である。

これを自然にできる【水】のように私もしてきた。

でも【水】ほど力のあるものはないと思っている。
震災の津波の際、4階5階建てのビルを平気でのみ込んでしまう力を秘めているのが【水】なのである。

一見弱そうに見えても強い。
そういう人間になりたいといつも心がけている。

夫婦別姓

皆さん、こんばんは。

ITO ACADEMY 代表の伊藤琢哉です。

夫婦別姓に関しては一言。

およしなさい。

だって銀行・損保を見てごらんなさい。

三菱・東京UFJはかつて人気企業だった東海銀行の名前が消えている。
でもかつての行員は文句ひとつ言わないで働いている。

みずほ銀行などは名残すらないから好都合だ。
今後自分の出た大学も他の大学に吸収されて無くなっていくと思っている。

大阪外大だってあれだけ優秀な人材を輩出した大学なのに大阪大に統合されたのですよ。

卒業生は文句言いませんよね。

夫婦だけ言うのはおかしいと思う。
夫婦は他人とは思いたくないね。

関係が密でも希薄でも統合されていく時代の趨勢にかなり反しているのが夫婦別姓だと思う。

ただ問題が残るのは、研究者で旧姓を名乗っていかないとテニュアの問題とか、今までの論文が台無しになるという問題は多いと思う。
だから学者【女性】に夫婦別姓を名乗りたがる人が多いように思う。

草食系ニート

皆さん、こんばんは。

ITO ACADEMY 代表の伊藤琢哉です。

まず最初に2つ断っておく。

■以下の文は戦争を賛美しているのではない。【私はむしろ平和主義者】

■以下の文は命を粗末にしろと言っていない【私はむしろ命は一番大切だと思っている】

さて、最近の男は危ないところへ行かないという。

昔はいやおうなしに戦争に行く、つまり危ないところに行かなければならなかった。

よって危ないところに行かないと自分から殻を作って家に閉じこもっている時間が比較的長い男が出現してきた。
そんな男は女からしたら大したもんじゃない男と思えてしまう。
女からすれば【この人狩猟本能はないのかしら】と不安こそ抱け、思いは抱いてくれないのは当然である。

企業戦士の方や流行っている弁護士9時5時まで働くやり手の人はブラック企業と言われないのはなぜなのか。

過労死寸前まで働いているのになぜ、朝の9時から夜中の5時まで働く弁護士さんは労働基準法に反するとか、
転職したほうが良いと言われないのか。
それは弱者保護でアルツルイムズ(利他主義)で働いているのみならず、自分がなりたくてなりたくて仕方がなかった
仕事を思いっきりやりがいをもってやっているからだ。
そういう男に女は惚れる。

命がけで、好きで、やらないと居ても立っても居られない仕事に就き、それに邁進し没頭している男を女は好きになる。

もてたい人こそもてないということにもなろう。

もててる暇もない人が持てるのだ。

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