皆さんこんばんは。
ITO ACADEMYの伊藤琢哉です。
ジュリアン・バンダという人をご存知でしょうか?
【知識人の裏切り】という本を書いた人です。
この本の内容は、1927年の初版以来、その厳しい知識人批判によって、囂囂たる賛否両論を捲きおこし、その後のナチス台頭と、民主主義の崩壊を予言したばかりか、今日の〈知〉の状況にも通用するあざやかな先見をちりばめた20世紀フランス的知性による知識人論の古典的名著です。
私は知識人は状況が変わると舌の乾かぬうちに嘘を言う人が多いと思っている。
例えば、約束をmanifest(宣言する・明らかにする)しても、状況が変わったらやらないという人が実に多いです。
昔の予備校講師は最低でも90分数万円もらっていたので、1日6コマやれば数十万円の日当をもらえたので医者のバイトより良かったわけです。
状況が変わって河合塾でも1コマ?円という破格の安さになると、知識人は講師業をやめ、塾経営をし始めたわけです。
話は変わりますが、関村直人という知識人は原発の問題で【メルトダウンしていない】と最初は言っていましたよね。
痛烈に批判すると、頭が最初からメルトダウン(のち嘘と分かる)していたんじゃないかと言いたくもなる。
さて以前ブログで(過去でしょ)と書いた。
人間は上記の例のように言葉を大切にしない。
人こそがかろうじて持つのが言葉なのに。。。。。。。。。。。。。
ところで、人の命綱である言葉はどこからやってきたかというと過去からやってきている。
【これからでしょ】【今でしょ】ではないのである。
話は飛ぶが左翼ってなに?と聞きたい。
一言でいうと権力に対して反抗・・・・という。
もともとフランス革命でジャコバンが過去のものをぶっ飛ばせと言っていた時に左に座っていたから左翼なんでしょ。
ヨーロッパがtraditionalが大事と言っていた時にアメリカは古いものなんかどうでもよい、ぶっ壊せと言った。
また古い人・インディアンを多く殺した。
そうするとアメリカも左翼となる。