皆さん、こんばんは。
ITO ACADEMY 代表の伊藤琢哉です
大抵の方々は選択肢が多いことが幸せと思っている。
例えば、東大に入ったら 官僚になろうが裁判官になろうが、選択肢が増えるのだと。。。
でもちょっと待てと言いたくなる。
東大出て中学出が99パーセントの仕事で働けるか?
実際考えたこともないのではないかと思う。
私も早稲田で教えていた時、学生にそう言っていた。
今思えば未熟だった。
選択の不自由さが人生に輝きを与えることもあるという経験がまだなかったのだ。
真面目さにも間違ったまじめさがあるということにも気づかなかった。
例えば医学部に入る。
選択肢は1個になる。
もちろん医者でも科はあるが医者にしかなれないという理不尽で不自由な生活になる。
だから幸せだと私は言いたいのである。
合理的に要領よく生きられることは幸せでないと思うのだ。
潜在意識の中には無意識という形で隠蔽されているかもしれないが、誰しも【抜け駆けの不安】を抱えていると思う。
私などは、大好きなことを仕事にできて23年以上たつ。
出来なくなった時の不安が半端なくあるもんね。
人は限界がある。
受験でもこれこれをすれば100パーセント合格証書を得られるというおためごかしのお花畑はないのである。