予備校は大学生は講師になれない。大体大学院の博士課程を修了している講師が多い。
それに比して塾は大学生でもなれ解答力があれば教え方はへたくそでもなれる。
予備校は1分いくらで1回1回の講演に来て生徒からの人気がなければ即クビという学校である。
その意味で予備校講師は落選した議員が普通の人以下と揶揄される身分よりつらい立場にすぐ追いやられる不安定な身分である。
この世界では以前は人気が出ればビールを飲みながら毎回講義をしても許されていた。
人気講師は生徒と付き合ってっている人が99パーセントである。
〇修先生も医学部の女の子と結婚している。
それで責任を持って結婚し浮気もしない講師も多いからそれはそれでよい。
講師と生徒の年が7-30歳離れている場合もある。そう、人気講師は何でも許される存在なのだ。
ただし以前K塾で人気があった英語講師は教え子を脅迫し犯罪者となった。
その講師は周りの講師からも嫌われていた。
私などは【私の悪口を講義で言ってもよい】と言ったら毎回、名古屋予備校で講義のたびに私の悪口を言い人気NO1の私の地位がゆらいだこともあった。
いくら悪口を言ってもよいといっても毎回本当に言う輩は彼くらいだった。
名誉棄損や営業妨害で訴えたら勝てたのだが、くだらない不逞の輩にかかわるのも無駄なのでスルーしておいた。
このように予備校は競争がし烈なために他の講師の悪口が飛び交う世界である。
立ちっぱなしで90分1日6コマなので9時間立ちっぱなしであった。これだけは本当につらかった。
小さな江南駅のそばにある大志塾AXIS予備校に入った時は1時間12000円で1コマ18000円で1週間に13コマからスタートした。
早稲田予備校もやっていた。当時はITO ACADEMYの前身【伊藤塾】もやっていた。
20代前半で東京海上日動をやめて予備校界に身を転じたわけであるが、そこそこ1年目からギャラをもらえていた。