伊藤琢哉は学生のころから毎日のように塾でバイトをしていた。
でも本当になりたい予備校講師は学生ではなれない。
話は変わるが人前でしゃべるという部分が似ている職業を探し結果、私は大卒後アナウンサー試験を受け最終審査でどの局も落ちるという経験をしてきた。
よって仕方がないから損保に就職する。
そして3年で辞める。(想定内)
その後、早稲田ともう一つの予備校で教え始めるが面接で修業のために最初は1時間につき10000円払いますのでどんなお金が損してもよいので学ばせてほしいと本気で言ってしまった。
結局、そこそこの報酬をもらいながら教科指導に特化した希望通りの人気商売で人気を博すことになる。
毎時間、教卓には手紙とお菓子の山であった。
話は変わるがこのころ同時に塾経営も行っていた。
こちらはまさに私が希望するボランタリー経済の世界だ。
資金を身銭をはたいて教えさせてもらう。
1時間伊藤琢哉が相当支払うことで指導という形が成り立っている世界だった。
楽しかったー。
ここで学んだものは、評判資本、共感資本、文化資本、知識資本、信頼資本、関係資本が大切だということだった。
例を挙げるなら小さな英語塾に数学の先生をお招きするなど関係資本が必要とされた。
なぜ私は貨幣経済(お金儲けがないと動かない世界)に関心がなかったのだろうか。
多分【志】と【使命感】がぶれなかったからではなかろうか。
先ほど書きましたが、小さな一人の人間が世のためだけを考え教え始めた時、気づくといろいろな方々が知識を貸してくれていた。
つまりスタッフが自然とついていたのです。
共感資本ですよね。
さて皆さんマモニストでない頼りない私ですが、なにとぞよろしくお願いいたします。
ITO ACADEMY 塾長 伊藤琢哉