英語の指導が90分と決まっていてもなかなかエンジンがかからない塾生は多い。そこで愚痴を90分丸々聞いてあげることも多い。
そうしたら塾生は愚痴がなくなりもう話すことがないので英語を自然に開始したいと言い出すのだ。
つまり毎日来る生徒でも1日で悩みがものすごく多くなっている。
それを解き放ってあげる。
それから無料延長で90分やることも多い。
塾生の話は多岐にわたる。
不登校の子も多いので学校の話とは限らない。
でもやはり学校の話。異性の話・お金の話が多い、
何も失敗していないのに体育の先生からDon‘t mind,と言われたとか、誰でもいいから彼氏が今すぐほしいというJKに告ったらふられたとか、はたから見ると笑えることかもしれないが、当人にとっては深刻な問題ばかりである。
気になることを取ってあげてからでないと講義に入っても塾生は集中できず寝てしまう可能性もあるので、話にはとことん付き合う。
士気を挙げてエンジンフル回転で初めてもマッハのまま90分以上講義に集中できる塾生ばかりとなる。
これは個人塾でないとできない芸当である。
先生が優れていて時間に余裕のある人でないとできない。よって講師は育ちが良い人を雇うようにしているのである。