塾長日記

ITO ACADEMYの講師陣達

 

立教大経営をはじめ超一流大学出身であるITO ACADEMYの講師は、自らも超難関大学を制した受験のエキスパートです。医歯薬理系学部に必要な項目を的確に捉えた授業で、成績を着実に上げていきます。一人ひとりの能力だけでなく心理状態の把握をも的確に行い、個々の相談にも時間を問わず応じます。他の予備校には見られない全面的なバックアップで、受験ではなく、人生の先輩として諸君を合格へと導きます。

英語の組み立ては品詞とSVOCで決まります。英語の構造が分析できる科学的方法を身につけて英語を制覇してやりましょう。

生物の医学部入試傾向を熟知
氏名  今村俊
担当生物科主任
出身校愛知教育大大学院
PR生物の学力を伸ばすには知識が必要です。理系ではなく文系教科と割り切って、そのための教材を用意します。講義で個々の知識の集合を知識の塊として定着させます。
医学部数学を極めた親身な指導
氏名  森啓太
担当数学科主任愛知教育大学

PR
努力!努力!そして合格へ。
氏名
今村俊
PR数学は、勉強すれば必ずできるようになります。ITO ACADEMYで効率の良い解法を学び、身に付くように努力しましょう。私が全力でサポートします。
基礎をきっちり固める
氏名今村俊
担当  化学科主任
出身校  愛知教育大大学院
PRむやみに難しい問題ばかりをやろうとする人がいるが、化学は、とにかく基礎をしっかりと幅広く身につけることが重要。基礎は考える基本であり、これが確実についていれば、難しい問題も自然と解けるようになる。
努力!努力!そして合格へ。
氏名     伊藤 琢哉
担当     英語
出身校   立教大経営
PR「ITO ACADEMYに来て初めて英語が分かるようになった」「英語が面白くなってきた」という声をきくために、独自カリキュラムによる重点的な勉強で必ず英語を得意教科にする。

受験後もそのまま実際に通用する英語力を、受験勉強を通じてしっかりと鍛えていきたいのですが無理ですか?

「受験英語では実際に英語を使えるようにはならない」という指摘は、ほぼ大半の保護者の方が経験的にご理解されていることかと思います。晴れて大学に入学したあかつきに、英語がある程度「聞け」て「話せる」レベルに到達しているのであれば良いのですが、色々な場で見聞きする大学生のTOEICの平均スコアや、企業が学生に求めるTOIECの要求スコアを見るにつけ、なかなか現実は厳しいものであると言わざるをえません。更に、あれだけの時間と労力をかけて大学に入学した後に、再び今度は「実際に使える英語」を身に付けるべく、色々と試行錯誤を繰り返す大学生達を目の当たりにするにつけ、この無駄の多い「遠回り」な学習を改善する方法はないものか?と常々感じておりました。

そもそも受験英語で「使える英語力」を鍛えること自体、不可能なことなのでしょうか?私はそうは考えません。要は受験英語を使ってリスニングとスピーキングも同時に鍛えられる学習・指導アプローチを取りつつ、且つ、常に「話す」「書く」といったアウトプットを意識したインプットを学習及び指導の中に取り入れれば良いだけのことと考えます。それを、基本的に「読み」と細かな文法説明、それにアウトプットを意識しない機械的なインプットに偏った学習法・指導法だけで今までやろうとしてきたがために、当然のごとくいつまで経っても英語が使えるようにならなかっただけの話であると考えています。

現実問題として、日本には「入試」がありますし、そこで実際に出題される「受験英語」なるものがある以上、それを無視した英語指導を子供たちに課すことも現実的な選択肢ではないでしょう。何よりも、日本人が最もパワーと時間をかけて英語の勉強をするのは一般に中高生時代の受験勉強を挟む時期だと言えます。外国語の習得にはそれなりの時間と労力は必ず必要です。それ故、この貴重な期間に取り組む受験勉強における英語学習を少しでも「使える英語」習得につながるようなアプローチで取り組むことは、かけた労力に対する効果という面でも非常に合理的です。

そして、それよりも大事なのは、その時期に正しい英語の勉強法を身に付けておくことと考えます。複数の外国語を自由に操れる語学センスの持ち主であればまた話は変わってくるかもしれませんが、一般的な英語学習者であれば、英語を母語としない日本人にとって、英語学習において「ここまでやったらあとはもう何もしなくても大丈夫」という考えは残念ながら幻想であると言わざるを得ません。受験後の人生において、留学や海外との商取引、企業からの海外派遣、移住、国際結婚などで実際に日本の国内外問わず、英語をコミュニケーションツールとして高いレベルでの運用を求められた場合、まず間違いなく、再度英語の学習は程度の差はあれど、必要になってくると考えます。

そのように、大人になってから(特に英語嫌いだった人にとってはなおさらのことですが)、再度英語を勉強し直さないといけなくなった際に、何をやったらいいのかわからず困っているというケースも多々見聞きしてきました。もちろん英語学習を取り巻く情報はネット上に氾濫してるのですが、結局のところ何が正しいのかが判断できず、どうすれば良いのかわからないという話もよく聞きます。

そう考えると、大人になって再度英語を勉強し直さないといけなくなった時にも、自身の受験勉強時に正しい英語の勉強法を知っていたらそこに戻ってやるべきことをやるだけであり、何ら慌てる必要もなくなるのです。従って、中高生の期間でそうした学習法を確立しておくことができれば、それ以降も自学自習で一定の英語力をつけることは十分可能だと考えます。何より、「実際には使えない勉強だけど・・・」とか「受験のためだからしょうがない」といった発想で本当に貴重な青春時代の時間を無駄に使うのではなく、正しいやり方で、受験後もそのまま実際に通用する英語力を、受験勉強を通じてしっかりと鍛えていきたいとITO ACADEMYは強く願っております。

ITO ACADEMY  英語担当 伊藤琢哉 

『使える英語』『正しい勉強法』がもっと快適に身につけられたらな・・・・・

 

一般的に日本人の英語力と言うと、「読む」のはできるが、「聞く」「話す」「書く」が苦手というイメージがあるかもしれません。しかし、これは必ずしも正しいとは言えません。その証拠に、TOEFLやIELTS、TOEICといった試験で、日本人の「読む」スキルが「聞く」「書く」「話す」といった他のスキルと比べて著しく高いというデータは見られません。実際に海外で生活をしたり、海外の大学や大学院留学を希望する際に要求されるレベルで考えると、日本人の上記4技能のレベルは、ほぼどんぐりの背比べといったところです。中学・高校の6年間、文法と読解を中心とした英語を学び続けているにも関わらず、です。

「子供たちがあれだけ膨大なエネルギーと時間をかけて取り組む受験英語のための学習で、もう少し『使える英語』『正しい勉強法』が身につけられたらな・・・」

これが受験英語指導専門塾であるITO ACADEMY を創設するにあたって、その根底にあった想いです。

昔の予備校

皆さんが生まれる前の昭和40年代~50年代の前半は,

予備校は主に首都圏や大都市圏に乱立しているころで,

地方にはほとんど予備校はなく,

進学校を中心に補習科というのがあって,

高校を卒業して浪人をしたときは高校の中に浪人生の為のクラスがあることが多かったのです.

最初のうち予備校は日陰の存在で,

駿台予備校に通うようになったある浪人生は駿台の隣にある明治大学や日本大学の門をくぐり,

裏口からもう一度駿台の校舎に入った・・という嘘のような本当の話があるくらいで,

それが現在のように志望大学に合格するために一年遠回りをして予備校生活を送ることが

当たり前であるような環境になったのは,代ゼミの功績がとても大きいんですよっ

昭和40年代の後半,東京には様々な個性ある予備校が多数ありました.

お茶の水には東大受験生の多くを抱える駿台予備学校,

当時は駿台高等予備校という名前でした.

水道橋には最も古い予備校の一つ研数学館,【大学院修了者でないと講師として雇わない時期がありました】

なにしろ年代を感じさせるレンガ造りの建物でおしゃれでもありました.

大塚(だったかな・・)には質素ながらも堅実であった武蔵予備校,

確かこの予備校の1988年度CМがあの岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」で,【今、小学2年生の音楽の教科書にも載っています】

ほんとうに上品なCМでした.

ちなみにこの曲は伊藤が好きな曲のベスト10にも入るぐらい気に入っています.

高田馬場には早稲田大学に高い実績を誇った早稲田予備校や,『伊藤は名古屋校で教えていました』

英語の名講師であった志賀武男先生がおられた早稲田ゼミナール,

国語の名物講師馬場武次郎先生が教えておられた一橋学院が

それぞれの特徴を生かして素晴らしい実績を上げていました.

新宿には数学の神様と呼ばれた渡辺次男先生がいらした新宿セミナー,

この先生はほんとうに神様と呼ばれるにふさわしいほど,

誰にでもわかる授業が魅力でした.

大久保には理系の生徒が多く集まった新宿予備校,

代々木には全国の講師を選りすぐって講師の代ゼミの名をほしいままにした代々木ゼミナール,

代々木駅から新宿方向に向かうと夜間部を併設していた代々木学院,

代々木駅から少し千駄ヶ谷方向に進むと,質実剛健の気風を持った代々木予備校など

代々木の狭いエリアに個性の強い3つの予備校がひしめき合っていました.

池袋には理系に定評があった英進予備校,【立教大と反対側】どっちかが西口でどっちかが東口

渋谷にはアットホームな雰囲気が人気の渋谷ゼミナール,

市ヶ谷には伝統があり,まじめな生徒が多かった城北予備校,

などなど,ちょっと思い出してみてもそれぞれに独特の魅力がありました.

つづく・・

早慶上智は一流大学

日本に存在する、たった三つの超一流総合私大は何か?それは早慶上智だと思う。

これらの三つの大学全てに合格した場合、早慶のうち、一番偏差値の高い学部を選ぶのが、受験生の「スタンダード」だと思う。

しかし、はたして、本当にそれが正解だろうか?

少人数教育と、語学教育の質を考えれば、早稲田慶應よりも、上智を選択するということだって、あってもいい。

私が提供したいのは、早慶上智受験生に、「後悔のない選択」をしてもらうための情報の提供である。

たとえば、早稲田商学部と、慶應総合政策上智外国語学部語学科に合格した受験生を考えてみよう。

ネームバリューからいえば、早稲田商学部に進学するのが「筋」であろう。しかし、将来、起業したい受験生にとっては、慶應総合政策語学スペシャリストを目指したい人ならば、

上智を勧めたい。重要なことは、将来、自分が何になりたくて、そのために最善の選択は何か

ということなのである。

早稲田大学慶応義塾大学上智大学を称して、「早慶上智(そうけいじょうち)」と呼ばれている。

それほど、三者の偏差値が拮抗しているわけだが、私立の両雄である早慶にくらべ、上智大学は、今一歩、遅れをとっているといわざるを得ない。

それは、上場企業の役員・社長数や、司法試験合格率などに如実にあらわれてくるのだが、まずは、そのことは、おいておき、上智がなぜ、早慶に肩をならべるほど、伸びてきたのかが、本書の最大の関心である。

 

上智大学偏差値急伸は1970年代後半にさかのぼる。

早慶上智の呼称は、はじめは、代々木ゼミナールを中心とした、予備校業界で始まった。

早慶上智を加えると、難関大学合格者数が「水増し」されて、多くみせかけられるという単純な理由からだった。

もちろん、上智偏差値が急伸せず、早慶に肩をならべていなかったら、この呼称は定着していなかったと思われるが、当時を知る予備校関係者は証言する。

「あのころは、なんで上智ごときが、というやっかみもたくさんありました。でも、予備校としては、人文系学部を中心に、上智偏差値早慶と拮抗していることや、合格者数を多くみせかけるために、そういう決断をせざるを得ませんでした」。

事実、2013年の代々木ゼミナール偏差値をみてみると、

●人文系●

早稲田大学国際教養学部・・・66

慶応義塾大学人文社会・・・・66

上智大学総合人間科学部・・・65

と、三者の偏差値は拮抗している。

上智は、「女の園」である。

女子高校生は、「ダサい」早稲田、「ボンボンの」慶応を避けて、上智を第一志望にする傾向がある。

上智には、早慶上智と称されていらいの悩みがある。

それは、優秀な男子学生をなかなかとれないということである。

男子学生の多くあつまる、法学部経済学部理工学部の学生は、ほぼ全員、「早慶落ち」である。

そこに、早慶上智という、呼称もあいまって、複雑なコンプレックスを描き出す。

「僕は、早稲田商学部を第一志望にしていました。でも、おちてしまって・・・。それで上智に来たんです。早慶上智という言葉もあるし、早稲田に落ちたのは運が悪かっただけなのかなと思うようにしています」。

ふたたび、代々木ゼミナール偏差値を持ち出すと、

法学系●

早稲田大学法学部・・・66

慶応義塾大学法学部・・67

上智大学法学部・・・・65

数字だけみれば、近接しているようにも思えるけれども、「偏差値1の差」以上に、上智早慶法学部の学生の意識の差は、大きい。たとえば、東大は1万人が受験して、3千人が合格する。

落ちた7000人が早慶の上位学部入学する。

同じように、早慶法学部の不合格者が上智法学部入学する。

だから、見かけの偏差値以上に、両者の実力差は大きい。

それが、司法試験の合格率に現われてくるのだ。

次に、経済系を見てみよう

経済系●

早稲田大学政治経済学部・・67

早稲田大学商学部・・・・・66

慶応義塾大学経済学部・・・68

慶応義塾大学商学部・・・・67

上智大学経済学部・・・・・65

経済系は、卒業生が大手企業に入社し、数十年後、役員・社長を輩出するメインの学部である。

偏差値がうんぬん以上に、「俺は役員になりたい」とか、社長を目指すとか、そういう意識がないと、難しい。

最後に、理工系をみてみよう。

●理工系●

早稲田大学先進理工学部・・・68

早稲田大学基幹理工学部・・・65

早稲田大学創造理工学部・・・65

慶応義塾大学理工学部・・・・67

上智大学理工学部・・・・・・63

偏差値で、早慶に最も差をつけられているのが理工学部である。

これは、女子高生の多くが、人文系学部を志し、理工学部の受験生のほとんどが男子高校生であることから生じる差だと思う。

上智大学が、もともとは、男子校だったことを知る人は少ない。もともと、上智大学設立母体であるイエズス会は、男女共学という発想はなく、昔の上智大学は、「女子禁制」の、男の園であった。

ところが、上智大学は、1957年、短期大学の女子学生の編入を認め、翌年、正式に男女共学に乗り出す。

そのころから、徐々に偏差値が上昇しだし、1980年代には、早慶に肩を並べるか、完全に凌駕するまでになっている。

上智大学偏差値上昇の背景に、女子受験生のすさまじい人気があることは否定しがたい。

事実、桜蔭、女子学院などの、女子受験生は、「東大がだめなら、早慶ではなくて上智」だといわれているという。

女子学院の進路指導担当者は、匿名で証言する。

「当校で、東大を狙えるけれども、惜しくもおちてしまった生徒は、早慶ではなく上智に進学する傾向がありますね。早稲田は、ダサくて、結婚に不利にはたらく傾向があるし、慶応はボンボンで、価値観が合わない。そういう傾向はあると思いますね」。

1970年代、上昇する偏差値に対して、就職実績が伴わないという現象がおきてきた。

そこで、当時のヨゼフ・ピタウ学長は、池貝鉄工の人事部に勤めていた、OBの千葉俊男氏をスカウトし、就職指導部長に抜擢した。

千葉氏は、企業の採用のコツを知り尽くしており、的確なアドバイスで学生を指導、大手優良企業に次々と卒業生を送り込んでいった。

大学の評価は、入り口である「偏差値」と、出口である「就職実績」で決まる。

上智は、千葉氏の手腕で、両者を手に入れたことになる。

ただ、悩みがないわけではない。

上智卒は、出世できない」とよく言われるが、事実、上場企業の役員ランキングでは、

一位・慶應義塾大学・・・2278人

二位・早稲田大学・・・・1989人

に対し、

上智大学は、29位・・・163人に過ぎない。

三大学の卒業生数の差を考慮しても、上智出身の役員は少なすぎる。言い換えれば、上智は優良企業に就職できても、課長くらいにまではなれるが、役員や社長にはなれそうもない、ということになる。

もちろん、こういうことは、画一的な価値観で語れるほど簡単なことではないし、役員に昇格して、重い責任を負いたくないという心理も理解できる。

大企業の役員になれば、銀行の借り入れに対して、自宅を担保に差し出すのが通例である。

ただ、そういう面を考慮しても、上智出身の上場企業役員数は少なすぎることは否めない事実であると断言できる。

十年ほど前、「間違いだらけの大学選び」という本で、上智大学を評して、「最近の難易度は高くなったが、実力はそんなにたかくない」という記述があった。

卒業生が企業に入社して、数十年たたなければ、企業の役員数に影響を及ぼさないことを考えても、上智大学は、早慶に並んで、もう40年近くたつことを考慮すれば、上智出身の役員は少なすぎる。それには、上智が「女性上位」の大学であるという背景と無関係ではないだろう。

女性の多くは、大企業入社しても、10年未満で結婚相手をみつけ、家庭に入る。

上智大学卒業生の優良企業入社数の、約半数は女性である。

それだけでなく、早慶と比べて圧倒的に卒業生数がすくないという事情もある。

早稲田が一学年1万人、慶応が5000人に対して、上智大学は一学年2500人である。

私は、上智は「私立の一橋大学を目指せ」と思って、エールを送っている。

一橋大学は、一学年1000名あまりながら、上場企業の役員数で、8位・・・598名もの人材を輩出している。

企業で役員にまで昇進するのは、圧倒的に男性が多い。

上智の一学年の生徒数は2500人。その半数の1200名あまりが男性である。

偶然、一橋大学の学生数と一致する。

かの有名な「大学図鑑」に、上智大学は「女東大」とマスコミに呼ばれていた時期があると書いてあったが、卒業生の印象としては、男子学生も優秀だが、それ以上に女子学生がまぶしく光り輝いているという感じを受けている。

早稲田上智は対照的である。

ミスター早稲田に、拍手喝采するひとはいても、「ミス・早稲田」に羨望の念を抱く人はいない。

逆に、数多くのアナウンサーやタレントを輩出してきた、「ミス・ソフィア」にあこがれる人はいても、ひそかに、同時期に行われている「ミスターソフィア」に注目するマスコミもまったくない。

上智早稲田は、受験でも相性が悪いとされている。

上智は英語に超がつくほど難しく、国語も予備校ごとに解答がわかれるなど、判別の難しい問題が多い。

一方で、上智の社会は、基本問題だらけである。

逆に、早稲田は、国語と社会が難しく、英語が比較的易しい。

数字の根拠を示すことは避けるが、たとえば、上智の経営学科と早稲田商学部を併願した場合、上智に受かって早稲田に落ちた人と、早稲田に受かって上智に落ちた人の人数は拮抗していると推測されるだろう。

早慶上智という言葉は、上智大学の学生および関係者をもっとも喜ばせることばである。

事実、上智大学法学部国際関係法学科の男子学生は証言する

早慶上智っていわれると、はっきり言って照れちゃって、舞い上がっちゃうよね。なにせ、相手は天下の早慶だもの。自分に自信がつきます」。

逆に、早慶大の学生は、早慶上智ということばに、露骨な嫌悪感を感じて、隠さない。

早稲田上智と同格なわけないだろうが、ボケ! 早稲田は多数の首相や閣僚を出すだけでなく、芥川賞直木賞でもトップの実績をのこしている。それに、スポーツだって強い。早稲田慶応と、上智が同格なはずはない。はっきり言って、非常に大きな不快感を感じるね」(早稲田大学政治経済学部OB)

慶応の学生も同様のコメントを残している。

上智が唯一早慶とタメをはれるのは、受験のときの偏差値だけ。それ以外には何の実績もなし。慶応上智と同格なはずはない」(慶応大学経済学部2年)

ここに早慶上智の構図ができたわけだが、いったん社会に定着してしまった早慶上智ということばは、独り歩きを始め、次々と巨大なモンスターを生み出していく。

その典型的な例が、いまやほとんどの大学受験生が読んでいるといわれ、数十万部の売上げを誇る「大学図鑑」だ。

この本では、露骨に早稲田慶応上智を私立の「超難関大学」に区分けし、早慶上智それぞれの学部ごとに「ポジション・マップ」を書き、偏差値順に「エライ・エラクナイ」などと格付けをしている。

たとえば、上智外国語学部は、早稲田政経や法、慶応経済や法と同格とされている。

東大生ですら、文3の受験生は、早稲田政経慶応の法には落ちることがめずらしくないくらい難易度が高いのに、早慶上智がまったく同格とされてしまっている。

そのほかには、上智の法が、慶応の法や早稲田政経よりやや格下とされ、早稲田商学部文学部慶応商学部文学部上智経済上智の文が同格とされている。

これらは、明らかに上智の思い上がりであり、社会的制裁を受けてもおかしくないレベルである。

現に、この本を受験生の娘から見せてもらった、最高裁判所判事早稲田法学部OBは、

「こんなクソ本書いた奴の気が知れねえ。上智関係の犯罪者がいたら全員死刑にしてやる」とつぶやいたという。

結婚という観点からも考えてみよう。

まず、女性で結婚に圧倒的に有利になるのが上智大学である。有名大企業の社長の御曹司をゲットできる可能性も高い。

逆に、結婚に致命的な悪影響を与えるのが「早稲田卒の女性」である。

これは数字がはっきりと証拠を示している。

早稲田卒の女性で結婚適齢期にある女性100人にアンケートしたところ、未婚率は、なんと78%にもあがった。

「女性は早稲田には進学しないように、一生独身の悲しい人生が待っています」とは、元ゼクシイ編集部員匿名希望の弁。

両者の中間が、慶應義塾大学である。

慶應義塾大学の女性は、きれいで知的で家事もできて、育児も上手との評判である。

一方、男性で結婚に圧倒的に有利なのが早稲田慶応両校である。

前述の上場企業役員数ランキングでも上位にあり、仕事ができて、男らしくて、出世も早いということから、全国の女性の憧れの的となっている。

一方、上智大学の男性は、若干結婚に不利である。

あくまでも早慶と比較した上での話であるが、役員にまで上り詰める人が少ないなどの理由で、早慶より若干不利である。

上智には、そうした不利をおぎなって余りある利点がある。

それは、「語学力」である。

上智の後輩に聞いた話なので、話半分に聞いて欲しいのだが、語学を優先的に学ぶ学部でない、経済学部法学部理工学部などの学生ですら、企業では、語学スペシャリストとして期待されている面が少なくないという。

たとえば、上智大学経済学部経営学科を昨年卒業し、三菱商事入社した社員は次のように証言する。

入社一日目に、海外から英語の電話がかかってきたんです。上司に相談すると、『このことを穏便に英語で相手に伝えてくれ』といわれ、唖然としました。私は外国語学部語学科卒ではなく、経済学部卒なので、英語は、あまりできないのですが、会社が上智

卒業生に求めているものがなんなのか理解でき、英語の専門学校に通っています」。

早慶上智国立大の比較も、一応、軽く触れておこう。

まず、早慶上智は、東大受験生の併願先だという、厳然たる事実が存在する。

特に、早稲田政経と法、慶応経済と法は、東大文系受験生の確たる併願先であり、

私立文系志望者は、東大受験生の学力と戦わなければならないということを肝に銘じておかなければならない。

そうしたことを勘案した上で、ランキングを作成すると、

東大文系→京大文系→早稲田政経・法、慶応経済・法→東北大、大阪大、名古屋大文系→早稲田商、慶応商、上智経済北海道大、九州大早稲田文、慶応文、上智外国語、文→その他の国立大学

であると、結論付けることができる。

上智大学偏差値急上昇は、田中康夫氏の「なんとなくクリスタル」の爆発的なヒットで確定的なものとなる。

もちろん、早稲田慶応も、この小説の中で取り上げられ、特に慶応にいたっては、

「名前を聞けば女の子たちがキャーっといいそうな私大ヨット部に入っている彼らは」などと遠まわしに表現され、注釈で、「当然、港区にある大学」と解説され、暗に慶応義塾大学ヨット部であることをほのめかしている。

この小説が画期的だったところは、当時の女子大学生の価値観を的確に、かつ巧妙に表現している点にある。

たとえば、

「野菜や肉を買うなら、青山の紀ノ国屋がいいし、魚だったら広尾明治屋か、少し遠くても築地まで行ってしまう。パンなら散歩がてらに、代官山シェ・リュイまで買いに行く。ケーキは六本木のルコントか、銀座のエルドールで買ってみる」

などと、当時のファッションセンス抜群の東京女子大生生活を描き、全国の女子高校生に、 慶応上智青山学院、立教などのファッショナブルな大学生活を想起させ、上智大学偏差値急上昇の一因となっているのである。

とりわけ、「市ケ谷にある女子校」として紹介されている、聖心、清泉などの大学附属高校の女子生徒には、上智大学は絶大な人気があった。

少し古い資料になるが、1994年発行の、「間違いだらけの学校選び(大学編)」(古賀たまき著)から、東京大学早稲田大学慶応義塾大学上智大学に関する記述を全文引用してみよう。

まずは、東京大学から。

 

東京大学

「概説」日本一の大学。とにかく、「東大生だからって大したことはない」「東大生だからって優秀とは限らない」などという人に限って、大したことがない人が多いと思われる。というより、そういう人の一部でその自覚がないから、そういう発想が出てくるのでしょう。

「難易度」77 日本一。二次負担大であり、みかけよりずっと高いと思ったほうがいい。水準の低い地方で優秀といわれたからといって、もしかしたら東大が、などと甘く考えすぎないようにしましょう。そういった地域で偏差値70の優等生などといわれた人が、全国的には大してよくもなく、明治立教水準にやっとはいれるかどうかという人も多い。

「実績」日本一。高校時代に使った日本史教科書にこうあった。「政府の必要とする官吏・技術者の養成、およびもっとも充実した学術研究機関として大きな役割を演じた」

「実力」正当な分野のほとんどで日本一

学部入学時は学部未確定だが、文1は法学部、文2は経済学部、理3は医学部と、ほぼ決まっている。ということは、文3・理1・理2の学生が、進路振り分けのためにあくせくすることになるはず。彼らのなかには次のように思っている人もいるかもしれない。「文1・文2・理3生はいいな。進学先がほぼ決まっていて。我々は第一志望めざし必死の努力をしているのに。でも理3は理系で授業など厳しいし、文1生は司法公務員を目指して学業に励む人も多い。文2生はどうだ。彼らの多くは企業に入るはず。つまりなにもしなくていいのではないか。駒場ではしっかり学ぶのだろうが」

経済界日本一ではあるものの、その強さは官界ほど圧倒的ではないことは、この世界を目指す東大生はよく心得ておいてくださいと申し上げたい。

東大といえば官僚。最近十年くらいをみても財務、外務、経済産業の御三家はもちろん、国土交通、農林水産、総務、などが多い。意外にも?警察庁も多い。出世が早いからでしょうか。権力、命令、縦社会などがすきなのでしょうか。

少し考えてみても、警察や自衛隊、軍など、官僚制度が徹底している世界も珍しい。

上からの命令は絶対である。20代の警察署長が年上の署員を使う。かっこいいではありませんか。そういう存在が好きな人は東大法学部から警察庁を目指そう。というのは半分冗談である。難しすぎる。

著者注* 東大経済界日本一であるという時代は、すでに過去のものとなった。金融界の護送船団方式の廃止に象徴される金融規制緩和により、財務省国税庁から、大手銀行の役員への天下りは、根絶されつつあるし、数多くの官僚不祥事で、東大生の官僚志望にもかつてほどの勢いはない。代わって、経済界で大きな力を発揮しているのが、早慶の両校である。事実、一部上場企業の役員数では、前述のとおり、慶応が一位、早稲田が二位、東大が三位である。

 

次に早稲田大学について引用してみよう(全文引用)。

早稲田大学

「概説」総合大学明治15年、東京専門学校が創立された。早稲田について詳説したら、本一冊でも足りない。その種の本もあるので、詳しく知りたい人はそちらを参照してください。早稲田志望者はそれらを読み、やる気を高めるのもいいでしょう。本書はあくまで他との比較検討のなかで簡単に述べているに過ぎない。

「難易」70  かなり高い。

私は大学生になったころ、自己の経験や中学・高校の先輩、同級生などを考え、つまり、ごく狭い範囲で考え、早慶水準に入るのは、標準の中学で、三番以内くらいと思った。

後に別の面から考えた。私の考えで、医学部などを含め、早慶水準以上の定員は、増減はあるが、最近で約3万5千人。18歳人口は増減があるが、約180万人。とすると、約50数人に一人。中学を一学年200人と考えると、約4番以内。でも優秀な人は私立や国立に多い。よって少。

し修正し、三番以内くらいと考えてみた。偶然、先の数字と一致する。

(著者注)あくまで我々の中学の例だが、中学で一番の学徒は、上智大学に進学した。

二番の生徒が慶応義塾大学、3、4、5番が筑波大学で、6番くらいの生徒が、横浜国立大学に進学した。あくまで、一例に過ぎない。

「実績」かなりあるが、どうも学生は不満が多いようである。大教室の講義が多い。好きな講義が抽選などでとれないことが多い。希望のゼミに入れないことが多い。

あらゆる場所が混む。設備が不十分であるなど。

それも根本的には人数が多いことにあるといえそうである。私は人数が多いことは悪いとは思っていないが、収容力を超える多さなら問題としたい。

もっとも、以上の内容は正しいとは限らない。仮に正しいとしても、早稲田だけではない。また、その種のことは学生満足度には関係あるが、大学の実力には直接の関係はない。早稲田はあくまで一流だ。

「実力」かなり高い。早慶水準。

学部」私としては、法学部政経学部が二大看板で、教育は、政経・法・商・文・理工の上位5学部に及ばず、人科は教育に及ばず、という具合である。さらに言えば、上位5学部の差はほとんどないとも考える。商学部よりも、法学部政治経済学部が優先度は高いという程度である。でも、早稲田をよく知る人はこの考え方に反対するに違いない

彼らに聞くと、次のように答えることが多い。

早稲田では、政経が最もよいといわれるが、そうかなあ。難易度はともかく

実質はそう思えない。理由はいくつかあるが、ひとつには、政経の教官は教育や研究に情熱や熱意が見られない。むしろ、早稲田らしさがよく残っていることも考え、文学部が一番ではないか」。

経済界」かなり強いが、早慶水準の中では、一歩下がる。としても、経済界における実力が大学の実力の全てではないし、早稲田にも強い業界や企業はある。それは多くの人が知っている。今後は今よりも強くなる可能性もある。

「おススメ度」全学部★★。

慶応上智とならんで、たった三つの一流総合私大。多少、効率がよくてもわるくても、ほとんど関係ない。

次に、慶応義塾大学について全文引用する。

慶応義塾大学

「概説」総合大学安政5年、蘭学塾として出発した。今でも福沢の精神を受け継いでいる、などの言い方をする。これに対して、上智早稲田はどうなのでしょうか? フランシスコ・ザビエル、大隈の精神を受け継いでいるのでしょうか?

「難易」70  かなり高い。経済A、・商Aは数学必修で低く見えることが多い。早稲田大学商学部慶應義塾大学商学部上智大学経済学部経済学科、上智大学経済学部経営学科は、ほぼ同じ難易度だと思っていい。

法は英語の配点が高く、国語がないので、高くみえることが多いが、早稲田大学法学部とほぼ同じと考えよう。

同様に、文学部も高く見えていいはずだが、あまりそう見えない。ひとつには、小論文が合否を意外に左右するからであろうか。環境情報、総合政策は負担小で、偏差値が高く見えること

が多い。

「実績」かなりある。そして卒業生の結束が強い。寄付も集まりやすい。

「実力」かなり高い。早慶水準。特殊な業界や変な業界では該当しない。芸能界や予備校業界など。このふたつには、共通点が多い。

学部学部差は割と大きい。医学部の次に経済学部がよいことくらい、多くの人が思っている。でも、経済学部を辞退して、文学部法学部に入る人もいる。むろんその学部志望ならば問題はないが。もっとも、それならなぜ志望学部以外の学部を受けたのかともいえるが。

環境情報と総合政策は、当分の間は既存学部早稲田上位6学部などに及ばず。将来性は高かったとしても。なにもSFCが失敗とは言っていない。大成功かもしれない。でも、他学部にしても寝て待っていてはくれない。まあ、大学や学部が新たにせっちされたら、一人前になるまでに、30年くらいかかると私は考える。

会社にしても、事業が軌道に乗り、しっかりした会社になるのには、少なからぬ時間がかかることでしょう。

経済界」かなり強い。法学部経済学部は、早慶水準の中でも、神戸大の文系とともに、最も強い。

強い分野は一橋と似ているが、慶応のほうが、百貨店・繊維などもっと幅広い。いずれにしろ、慶応は、企業、特に関東の優良企業の幹部養成学校という性格が強い。

この世界での、私立文系の実力は、

一位・・・慶應義塾大学経済学部

二位・・・慶應義塾大学法学部

三位・・・早大政経学部早大法学部

四位・・・上智大学法学部

五位・・・早稲田大学商学部慶応義塾大学商学部

六位・・・上智大学経済学部経済学科と上智大学経済学部経営学科

ここまでが、幹部候補生と考えたい。

 

最後に、上智大学について全文引用する。

上智大学

「概説」総合大学明治44年に上智学院設立されている。この大学ほど考えが分かれる大学も珍しい。一般的には、早慶に匹敵すると考えられている。逆に、頭の固い人には、いまだに、お坊さん学校と思われていたり、明治学院とどっちがいいかなどと、とんちんかんな質問をしてくる人もいる。今の人なら、横浜国立大や、立教、同志社よりも上智大学を優先するのが当然ではあるが・・・。

おそらく、上智に入った人は、第一志望かなんかで、満足して入ったひとが多いのであろう。そして教育内容のよさもあって、入学後もしばらくはよい大学に入り、よかったと思い続けるであろう。

「難易」69  かなり高い。これだけ高いのだから、セレクトではなく、スーパーでいい。だが、これぐらいの難易度になったのは、いつごろからか・・・。

「実績」まだ少し。今後も急成長は予想されるが、早慶なども、遊んで待っていてくれるわけではない。差の縮小は進むはずだが。

「実力」かなり高い。早慶水準にやや及ばず、北海道大・東京外国語大学を超える。だが、この考えに反対も多いはず。『最近の難易度が高くなったからといって、実力はそんなに高くない』と。特に古い人や、地方の人はそうだ。

学部」依然として、人文系中心。単純な話、法学部理工学部があることをしらない人すらいる。または、仮に知っていても、『一応はあるが』くらいに思う人もいる。特に理工学部。理工志望者は、もっともっと上智に注目して欲しい。

経済界」まだ、少し。それが就職戦線にも表れる。普通、優良企業は、一流大学には、大体の採用定員枠を決めている。それは、何人くらいは欲しいというのと同時に、何人くらいにおさえておきたいということでもある。優良企業にとって、上智は、まだ、『長年、多数の優秀な人材を供給し続けてくれた学校』ではないので、こうした定員はほとんどない。だが、その他多数の中では、最近は最も高い資質を評価されるので、第一志望入社率では、もう、早慶水準とあまり変わりないかもしれない。入ればいいとは限らないのだが。企業からすれば、たとえば、次のようか。『最近の上智出身者は、よくできる。来年以降もぜひ採りたい』。

さて、ここからは、早慶上智の受験生向けに、受験対策を記すことにしよう。

私立文系は、大きく、「早稲田型の英語」、「慶応型の英語」、「上智型の英語」の三つに分けることができる。

順番に説明しよう。

早稲田型の英語の特徴は、比較的クセのないオーソドックスな問題が多いことである。

問題形式もマークシート方式が圧倒的に多い。内容的には長文読解力、文法、熟語、語彙とオールラウンドな力が求められる。

しかし、読解力については、比較的素直な内容の選択形式の問題が多いため、むしろ、文法力や、熟語力、語彙力にウエートを置いた勉強で読解力をカバーしていったほうがいい。また、英作文問題も、完全記述式を出すところが少ないのも特徴である。

荒っぽく言えば、センター試験の英語がその原型にあり、そのスタイルの中で、大学によっては問題文のレベル、設問の質が違っているということです。

この早稲田型に属する大学としては、早稲田大学のほかに、関西学院大学明治大学関西大学法政大学東洋大学駒沢大学京都産業大学立命館大学日本大学など、いわゆる偏差値で言えば、上から下までまんべんなく散らばっている。もちろん、各大学によって、問題の難易度には、かなりの差がある。

難易度から言えば、やはり早稲田が頂点で、早稲田を目指した英語の受験計画を立てておけば、早稲田型に属する大学の対策は、ほぼカバーできるといえるだろう。

次に、慶応型の英語について説明しよう。

慶応型の英語の特徴は、英語の配点が比較的高く、かなり細かい読解力を重視していることである。また、英作文が完全記述式のところも多い。読む力、訳や要約、英文を書く力が求められる。リスニングが必出のところもある。

もちろん、語彙、文法が出ないというわけではなく、慶応経済学部を例にとれば、単独の文法問題が、毎年1、2問出題されている。しかし、文法事項は、それほど神経質に細かいところまでは尋ねてこない。やはり、読解力が大きなウェートを占める。

この慶応型は、どちらかといえば、英語に苦手意識のない人に向いているであろう。

つまり、英語の成否が、合格のカギを握っているところが多いということだ。

たとえば、同じ商学部で、慶応早稲田の英語の配点をみると、慶応が400点満点中200点に対して、早稲田大学商学部は、200点満点中の80点となっている。

つまり、それだけ、慶応型では、英語の得点力が問われているのである。

慶応型に属する大学は、中堅から、上のレベルの大学が多い。青山学院大学同志社大学立教大学学習院大学明治学院大学甲南大学津田塾大学などが代表的なところだ。併願を考える上でも、このグループ内では相性がいい。

もちろん、細かくみていくと、たとえば、同じ慶応大学でも、学部によって出題傾向が違っていて、文学部東大京大などの国立二次型といえるし、記述式英作文のない法学部などは、やや早稲田型に近い。だから、ここでの話は、こうした細かな違いはとりあえずおいておき、大まかな傾向ということで理解していただきたい。

最後に、「上智型の英語」について説明する。

上智型は、ひとことでいえば、かなり英語のセンスが要求され、設問の形式にも独特のクセがあるということだ。ふつうの英語の勉強をしているだけでは、ちょっと厳しい問題が出題される。

たとえば、上智大学経済学部では、単語のつづりの正誤など、かなりつっこんだいわゆる「イヤラシイ」問題が出題されたりする。

だから、上智型に絞って英語の勉強をしていると、早稲田型や慶応型の問題に対応しきれなくなる恐れもある。

上智型の大学は、ICU、東京女子大学南山大学など、かなりかぎられてくるが、ほかのグループから併願校を探すとしたら、早稲田型よりも慶応型のほうから選んだほうがいいだろう。

ついでに、各予備校で、早慶上智を冠したコースが設置されているので、紹介しよう。

まず、河合塾が、「早慶上智大文系アドバンスコース」という講座を、池袋校、秋葉原校、横浜校に設置している。

また、「早慶上智大文系コース」という講座を、新宿校、池袋校、秋葉原校、立川校、

町田校、横浜校、あざみの校、大宮校、松戸校、津田沼校に設置している。

つづいて、代々木ゼミナールが、「トップレベル早慶上智文系」コースと、「ハイレベル早慶上智文系コース」を設置している。

現在のところ、早慶上智という言葉は、受験産業を中心に使われているだけである。

早慶」という言葉が、私立の「両雄」の代名詞としてつかわれているほか、野球、ラグビー、その他スポーツ全般で使われ、国民一般に浸透しているのとは、対照的である。

どうすれば、「早慶上智」という言葉が、一般化するであろうか?

上智大学が、スポーツ推薦を一切受け付けていないことは有名である。

そのため、上智大学のスポーツは総じて弱体である。

上智大学と、その姉妹校、名古屋南山大学との間で、「上南戦(じょうなんせん)」と呼ばれるスポーツイベントがおこなわれているが、そのことを報道するマスコミは皆無である。

東大早稲田慶応明治、立教、法政の「東京六大学」に、上智大学を加えてもらって、「東京七大学」としてもらう案もある。

そうすれば、上智大学は、東京大学のよいライバルになるかもしれない。

しかし、これは、現実的な案ではない。

東京六大学」という言葉は、あたかも、六つの大学が、「同格」かのような印象を受けるが、東大早稲田慶応と、残りの三つとの間には、断崖絶壁が控える。

東京六大学」というくくりは、あくまでも、「スポーツのみ」でのくくりであって、「頭のよさ」でくくったものではない。

頭のよさでくくった、「真の東京六大学」は、東大一橋大、東工大早稲田慶応上智である。

かなしいかな、このなかで、とりわけ、一橋大学と、東工大は、一般的知名度が極めて低く、ある高校生に聞いたところ、「立教と一橋って、私立大学ですよね」などと答えられた経験がある。

上智大学卒業生の、主な就職先は、今も昔も、商社金融マスコミである。

とりわけ、文学部新聞学科は、定員50名ほどながら、マスコミ就職率40%を超えており、「マスコミに就職するなら、早稲田政経上智の新聞学科」といわれているほどである。

早慶上智」を一般語化するには、やはり、スポーツなどで活躍が期待できない以上、

「ペンの力」を利用するしかあるまい。

実は、本書も、真の目的は、そのことにある。

卒業生として、微力ながら、母校に尽くしたいという思いがある。

そういえば、筆者たちが、上智の学生だったころ、「上智大学通信」という大学新聞で、

上智の教授たちが、駅の看板かなにかに、「早慶上智○○名合格」というものをみて、感動した、という話が載っていた経験がある。

上智大学の教授たちにとっても、「早慶上智」という言葉は、至上の喜びであり、誇りの源泉であり、プライドのよりどころである。

その証拠に、ある月の上智大学通信に、英語の入試問題は、前年度の早稲田慶応の入試問題に出題された単語のレベルを調べ、それをうわまわる難易度の英文を出題すると書いてあったことがあった。

それだけ、上智の教授陣は、早慶を意識しているということであり、ライバル視しているということでもあろう。

さきほど、「ペンの力」と書いたが、一般書籍や、プレジデント誌、アエラ誌、エコノミスト誌での、「学歴特集」では、確実に「早慶上智」という言葉が使われる頻度が増えている。

そこまでいかなくとも、早稲田慶応上智を併記する事例は確実に増えており、「早慶上智の一般語化」は着実に進んでいるといえるだろう。

それときわめて対照的なのが、サンデー毎日「だけ」で使われている「早慶上理」という言葉だ。

インターネットで検索すると、この言葉に対する疑問・疑念・疑惑の書き込みであふれかえっており、とうてい一般化した言葉であるとはいえない。

そもそも、この言葉は、早慶上智の合格者数で、河合塾代ゼミ駿台の三大予備校に遠く及ばなかった東進衛星予備校というところが、「数合わせ」で使い始めたのがはじまりである。

そもそも、平均偏差値が60を超える早慶上智と、50台半ばの東京理科大学をくっつけること自体に無理がある。

また、早稲田慶応上智が、文学部法学部経済学部商学部外国語学部理工学部などを擁した総合大学であるのに対し、経営学部を持つとはいえ、実質的な理系の「単科大学」である東京理科大学をくっつけるのは、まるで、木の棒に鉄の棒をつなげるような違和感を感じざるをえず、一般に定着することは絶対にありえないと断言できる。

そもそもからして、この「早慶上理」ということばは、「ご本尊様」である東進衛星予備校そのものが、使用を中止してしまった経緯があり、この言葉は、「親からすら見捨てられた言葉」であると断言できる。

突然、「早慶と同格」とされた、当の理科大生は、舞い上がってしまった。

早慶上理東京理科大学ですよ」などと、便所の落書きである「2ちゃんねる」にスレッドを立て、悦に入っているようだ。

だが、便所の落書きに書き込みを続けたからといって、世間一般の誰が認めてくれるというのか?

彼らが現実を受け止め、レベルの低い理系の「単科大学」であることを自覚し、猛省することを期待したい。

グーグルで検索すると、「早慶」という単語では、247万件ヒットした。一方、「早慶上智」という単語で検索すると、44万8千件ヒットした。

約6倍の数である。

当然のことではあるが、「早慶」のほうが、「早慶上智」よりも、6倍も社会に認知されているということになる。

逆に言えば、「6倍程度の差」であるともいえる。

日本人で、「早大慶大」を知らない人がほとんどいないのは事実であるが、その6分の1の人は、「早慶上智」という言葉を知っているということになる。

話はかわるが、芸能界やアナウンサーなど、テレビで活躍する卒業生の存在は、上智大学にとって、頼もしい限りであろう。

有名な方だけ抜粋して列挙しよう。

青山テルマ

安良城紅

Crystal Kay

王様

ジュディ・オング

西田ひかる

早見優

南沙織

川平慈英

久保恵子

小林麻央

デーブ・スペクター

リサ・ステッグマイヤー

ゾマホン・ルフィン

知花くらら

アグネス・チャン

はな

ヒロコ・グレース

江畑謙介

孔健

ベンジャミン・フルフォード

山田五郎

藤島ジュリー景子

ジャニー喜多川

細川護煕・・・第79代内閣総理大臣

ほんの少数の超有名人だけを抜粋したが、各界で超一流の活躍をみせる卒業生の

姿は、「早慶戦」のテレビ中継にもまったくひけをとらないほど、輝いてみえる。

上智大学新聞学科のマスコミ就職率はなんと40%>

上智大生の少なからぬ割合が目指すのが、マスコミである。

新聞・出版・テレビ・ラジオを中心として、毎年、少なからぬ数の卒業生を送り込んでいる。

特に文学部新聞学科は、定員50名ながら、マスコミ就職率40%という驚異的な数字を残している。

2009年のデータでは、

文学部新聞学科(定員50)

祥伝社 1人

時事通信社1人

共同通信社1人

日刊工業新聞社 1人

日本経済新聞社 1人

読売新聞東京本社 2人

ベネッセコーポレーション 1人

双葉社 1人

東京スポーツ新聞社 1人

中日新聞社 1人

山梨日日新聞社 1人

北国新聞社 1人

扶桑社 1人

日本放送協会 1人

アサツー・ディー・ケイ 1人

ジュピターテレコム 1人

毎日コミュニケーションズ 1人

電通パブリックリレーションズ1人

と、新聞、出版、テレビ、ラジオに満遍なく人材を供給している。

文学部新聞学科の学生は、最初からマスコミ志望で、受験期にもそれなり以上にがんばってきたので、基礎力があるということがあげられる。

ただ、「新聞(=マスメディア)」について学んでいくうちに、自分には適性がない、ということに気づく学生もおり、途中で針路変更をする学生もいる。

入社試験時には、東大や、京大早稲田慶応の学生と競うことになるため、上智だからといって特別に優位な立場に立てるわけではない、という点も指摘しておこう。

文学部新聞学科以外にも、法学部法律学科や、外国語学部語学科などからも、複数名マスコミに就職しており、一学年2500人の小さな大学にして、毎年実に100名近いマスコミ人を輩出していることになる。

「ペンは剣より強し」といわれる。

上智大学が、今日の地位を築いた背景には、強力なマスコミの応援があったことは否定できない【昔は立教より下であった】

立教大学

大学受験ではマーチと呼ばれる大学群があります。準難関大学ということで、早慶上智の次に位置する大学のランクとして有名で予備校などでは普通に使われている呼称ですね。その中でも1番偏差値的に高い、そして難易度的にも難しいとされているのは立教大学です。立教大学の学部は全体的にどこも偏差値的には高いです。だから、そう簡単に受かる大学ではないのですが、その中でも1番簡単な学部はどこか?どうしても立教大学に受かりたいという方のためにオススメの学部を紹介したいと思います。立教大学なら、どこでも良いという方がいるのならば、そこを目指しているみるのも良いかもしれません。立教大学は私何度か行ったことありますけど、池袋の都会の中に凄い歴史を感じるキャンパスが広がっていて、幻想的な気分になりますね。

 

全学部の日程の経済学部は倍率が割と低い

立教大学はどの学部も難しくて、簡単といえるような学部は基本的に存在しません。ただ、中でも相対的に入りやすい学部があるとすれば、経済学部とかになるんでしょうかね?経済学部は全学部入試というものがあります。これは1度入試を受けると、出願した全ての学部で合否判定を受けられる制度で、従来ならば法学部、経済学部、経営学部など、個別に出願して、受験料を払って、それぞれで入試を受けないといけませんけど、全学部日程というのは、立教大学の学部のうち、いくらでも出願して良くて、その分受験料は出願する学部の数ごとに支払わないといけませんけど、受ける試験は1個だけで良いのです。どれだけの数受けても1回だけで良いのです。だから、本来ならば日程が被って受けられない学部の試験も全学部日程を利用すれば、好きなだけ受けられるということになります。

 

国語が苦手な人には経営学部、社会学部がオススメ

その全学部日程の経済学部の倍率は他の学部と比べてもかなり低い方だと思います。例年がそうだというだけで、今年もそうなるか?は分かりませんけど、2014年の場合だと、経済学部の経済学科と経済政策学科は3倍くらいですね。まあまあ低い方ですよ。3倍っていうのは。全学部入試の場合は募集人員も少ないのですが、この程度の倍率であれば、可能性は他の学部よりも相対的に高いと言えるでしょう。一般入試の個別日程、これは従来の受験方式ですね。こちらになると経済学部は4~5倍とやや高くなります。したがって、全学部日程の経済学部はねらい目かもしれません。また、社会学部と経営学部の個別日程も狙い目かもしれません。これは国語があまり得意じゃないという方にオススメで、経営学部と社会学部に関しては、各科目の配点が英語150、国語100、選択科目100となっています。他の学部を見ると、英語200、国語200、選択科目100とか、英語150、国語150、選択科目100といった配点の学部もありますけど、この2つの学部は英語が配点高く、選択科目の配点が低いのははしょうがないにしても、国語の配点が低いのは割と珍しいですね。私もそうだったのですが、国語が苦手な人にとっては配点が150とか、高いと本当に困りますよ。そういう意味では、国語が苦手な人で立教を受けたいのならば、国語の配点が低い学部は狙い目ではないでしょうか?また、国語は漢文は出ませんから。

 

最後の砦はコミュニティ福祉学部

コミュニティ福祉学部は、立教大学の中でも相対的に簡単と言われている学部の1つですね。ここは確かに倍率自体は低いですね。個別日程の倍率は2倍台後半から3倍台前半の学科もありますから、倍率だけでいえば受かる確率はそれなりに高いと言えるでしょう。しかし、コミュニティ福祉学部は同じように考えて、立教ならどこでも良いと思っている人が挙って受けにくる可能性もあるため、倍率がもっと上がる可能性もあると思います。2014年の2~3倍台の倍率ならば、特に心配はないと思いますけど、同じように考えている人がたくさんいる可能性もあるため、一応注意しておきましょう。本当に立教ならどこでも良いというのならば、コミュニティ福祉学部は受けてみる価値はあるのではないでしょうか?

 

講師募集②

薬剤師国家試験・医師国家試験・看護師国家試験・社労士試験・司法書士国家試験の合格を目指す方々の家庭教師派遣を

ITO ACADEMY にて展開しております。

今日、ますます拡大する地域格差の中で、医療も例外ではなく「医師の地域偏在」に代表される多くの問題を抱えています。そのような状況で、子供からお年寄りまでが安心して暮らせるようにと医療に携わる方々は日々努力しています。

そうした中で私どもは医療過疎などの問題解決に貢献すべく、教育事業を通じ、志を持った生徒が一人でも多く医療の道に進むことができるようサポートしています。

私どもがお預かりする生徒・学生は、将来の目標を持った生徒たちです。また教えている講師もそれぞれの経験、キャリアを経て、生徒・学生の志望を叶えようと熱意を持って日々指導に当たっています。このような環境の中で、やりがいを持って指導していただける講師を募集いたします。

立教大学の傾向と対策②

立教大学は、MARCHの中でも1,2を争う人気の大学です。中でも異文化コミュニケーションや、経営などは早稲田の教育をけってきている人もたくさんいます。

早稲田も政経や法学部以外はこの2つに軍配が上がる時代が来たというわけです。

しかも、厄介なことに、合格最低点が開示されていなかったり、政治経済で受験ができなかったりなど、やや特殊な入試形態です。

その分対策が立てにくく、困っている受験生も多いようです。

人気の大学であるので、しっかりと対策を立てなければ、合格は難しいといえます。

なので、下記の文を読んでしっかりと立教大学へ合格するための勉強法を実践していってください!

 

立教大学法学部の傾向と問題構成

 

立教大学法学部の英語は、長文2題、会話1題、文法1題、語句挿入1題の計5題です。

制限時間は75分なので、大問1,2の長文が25分ずつ、大問3の会話と大問4の文法が5分ずつ、最後の大問の語句挿入が10分の

計70分で解き切るのが基本的な時間配分の目安です。

 

英語長文の対策

 

上記の通り、長い長文を25分で解き切らなければいけません。

なので、素早く英語を読んでいく力が必要になります。

そのためには、まず「ゆっくりでも正確に読める力」をつけることが大前提です。

多くの受験生が、最初から素早く読む練習をしすぎてしまい、読み切っても理解できていないという結果になってしまいがちです。

そうならないために、必ず最初は正確に読める力をつけてください。

「英語長文レベル別問題集」や「英語長文ハイパートレーニング」などの構文が詳しく解説してある問題集を使い、1文1文の構文を確実に取れるようにしていきます。

 

非常に時間がかかる作業ですし、どうしても焦って速く読みたくなってしまいます。

しかし、1文を正確に訳せないのに、それが積み重なってできた長文が読めるわけありませんので、必ずこの作業を根気強く続けてください。

1文1文を正確に理解しながら長文の演習を何度も行い、それを繰り返していくうちに、いつの間にか速くなっているというのが理想です。

そして、最終的に時間制限を設けて過去問演習をしていけば、必ず長文を得点源にすることができます。

 

会話問題の対策

 

立教法学部の会話問題は、知識を問われる問題が多いです。

問われる知識は、「英会話の定型文」「英熟語」の2つがメインです。

なので、まずは「速読英熟語」の英熟語を暗記してください。

様々な英熟語帳がありますが、速読英熟語は量が適量なので、無駄に多く覚えなくて済みます。

英熟語は会話問題だけでなく、長文や文法問題でも必要な知識なので、しっかりと覚えてください。

 

英熟語が暗記できたら、「英作文のストラテジー」に付属の別冊を使い、定型文を暗記してください。

会話の定型文は会話問題以外で問われる事は少ないので、優先順位は高くありません。

しかし、得点率の底上げをして、周りの受験生と差をつけたいのであれば、しっかりと暗記してください。

 

 英文法問題の対策

 

英文法は、文法問題だけでなく、長文読解にも必要なので、しっかりと理解する必要があります。

「なぜがわかる英文法の授業」を使い、英文法を深く理解してください。

立教法学部の英文法の問題は、英熟語の知識を問う問題も少なくありません。

なので、ここまでの対策でもある程度得点することができます。

さらに得点率を高めたい場合は、「NextStage」の文法・語法の章を勉強すれば、英文法問題に関しては満点が狙えるレベルまで上げることができます。

 

語句挿入問題の対策

 

語句挿入問題は、読解力・単語・熟語・文法など様々な知識が必要になります。

逆に言えば、ここまでの対策をしっかりとしていれば、得点を取ることができます。

この設問は前置詞を問う問題が多いので、英熟語や英単語を覚えるときに、セットの前置詞も一緒に覚えておくと、得点率はグッと上がります。

この記事を参考に、深く対策をしておけば、周りの受験生よりも遥かに有利に戦うことができます。

仮に偏差値が足りなかったとしても、合格できる可能性は十分にあるといえます。

しっかりと対策をして、立教大学合格を勝ち取りましょう!

 

 

 

伊藤琢哉の指導法 今村俊の指導法

大手予備校でも長く教壇に立った経験を持つベテラン講師。

わかりやすく実践的な講義で、生徒から厚い信頼を得ている。

「安易なテクニックに走るのは、かえって合格から遠ざかる。

まじめに実直に文章に取り組もう!」がモットー。

日本の大学入試問題を見ると、そこで問われているのは、「才能」ではなく「学習する意欲と継続して勉強できる力」です。

「僕には/私には能力がない」などと思う必要はさらさらない。

「君が/あなたが、勉強しようとする気がどれだけあるか」が大切。その気持ちを後押しして伴走するのが私の役目です。

さあ、一緒に走り出しましょう!

ただ問題を解くだけでは成績は伸びない。克服すべき弱点を自覚して、課題をもって問題に取り組もう。

サポート体制は万全です。

合格目指して共に頑張りましょう。

1に単純、2に単純、3・4がなくて5に単純。

常に単純明快な授業を展開します。乞うご期待!

英語指導においては、基礎から応用まで絶対の自信を持つ。

和歌山県立大学を始めとして英語を中心とする「絶対の合格指導」があってのことです。

この「指導」で来年の「合格!」をつかみましょう!

英文読解は技術です。技術を理解し、日々の演習で応用すれば、必ず上達します。一緒に頑張りましょう。

 

 

やればできるゾ。

なんだ、そうだったのか。

このイメージを一緒に積み上げていこう。

しなやかさで勝負だ!!

受験英語も語学である以上、「継続」と「反復」が何より大切です。

受験を通して得た知の構築と論理的思考力は、将来必ず役に立つはずです。

この1年の頑張りが自分の人生の中で大切な時だったと、振り返れる日が来るようにこれから共に学ぼうぜ。

1年の学習は長距離ランニング。

前半・後半のバランス、勝負どころの頑張りが大切。

僕がそのコーチです。

長い一年を走り抜く体力をつけましょう。ITO ACADEMYで一緒にやれば学力は向上します。安心して取り組んで下さい。

小手先のテクニックでは、学力の限界がすぐに現れる。

「どうしてこうなるのか」その理屈をしっかり理解しよう。

数学は、全分野を苦手の領域なくやれることが必要です。

一緒に頑張りましょう。【今村俊】

 

 

名古屋国際高校に合格者が出ました(あずま中学出身の子でした)

今年、高校受験は一人だったので、毎年のことですが合格率100パーセントで行けました。

ちなみに去年は藤田保健衛生大など医学部を1人受け、受かった人も1人だったので、合格率は100パーセントで行けていました。【中村高校出身の子でした】

ロースクールで1人しか集まらず1人も合格しない大学を見かけますが、1人だけ受かって合格率100パーセントと高々と掲げているロースクールもよく見かけます。

そのようなロースクールは、翌年、集まりますが、合格率100パーセントと高々と掲げるのは、恥ずかしくないのかなと思っていましたが、いざ自分の塾もそうだな、となると、1人集めて1人合格させる事の難しさは痛感しております。

よく就職率100パーセントと、うたっていている大学も見かけますが、福祉系、介護系であったりしますので、人手不足のところばかりであったりします。

間違っても三菱地所などには受かっておりません。中身が大切なのです。【就職先】

数でみるのか、率でみるのか?

両方必要だと思います。

 

でも率でみたほうが数が仮に少なくても、そうであればあるほど手厚い指導が受けられるので、学校としての経営は良くなくても、お客としていく場合は一番良いと思いませんか?

さて話は変わりますが、旭丘に受かった子を指導したこともありますが、写真など合格欄に載るのを断られました。

 

私はできない子でもその子の適性に合った、第一志望高へ合格させることがミッションだと考えておりますので、今回も大喜びを致した次第でございます。

 

個別指導ではなく子別指導なのです。

 

中学1年生でアルファベットもできない子の成績を上げることも得意ですし、医学部を目指す子を指導することも得意であります。

私は高校生の時からの持論で大して勉強しなくても東大に入る人よりも、1日12時間以上勉強して日大に入る人のほうが偉いと思っています。

いかに頑張るかが、その後のその子の人生を決めていくと思っています。

AOなどで偏差値が低くても入る人も良いと思いますが、勉強量が12時間も絶対していないので、かわいそうだなーと思ってしまいます。

 

よく、あまり勉強しなくても東大に入る人はいますが、良問ぞろいですし、そこそこ勉強すれば昔の東大と違い受かるようにできています。

 

いずれにいたしましても、どれだけ長時間効率的に戦略を立てて勉強し受かった大学かということが必要だと思います。

店員割れの大学は無試験ですから無意味です。

 

私立の歯科大学もそうですね。

 

でも国家試験が難しくなりましたので、歯科医になりたい方々は、その篩で選抜されますので遊んでいる大学生とは違いますので、これはこれでよいと思います。

 

結論はなんで私が名古屋大に合格?!ということが起きたら不幸だということです。

後の人生なめてしまいます。

おととし、無料延長システムを使い、相当勉強して愛大に行った人がいましたが、この年も100パーセント合格率でした。3-4時間延長してました。

わたしの時給はかなり低かったと思います。彼は市邨高校からの合格でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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