皆さん、お元気ですか。ITO ACADEMY代表の伊藤琢哉です。
今回は長文読解テクニックが本当に有効かどうか検討してみたいと思う。
受験英語の長文や英検の長文などを私が編み出したテクニックを使い生徒が比較的容易に受験時に正解を出せる長文読解テクニックというものがある。
これは答えを出すための【お手軽な方法】ととらえるか、
解答を導き出すための【方法論】とみるかで、賛否両論がいつも分かれる。
つまり前者は、【小手先のテクニック】ということになるが、
後者は【与えられた課題を効率よく処理する≪情報科学≫的側面】もあるということになる。
さて話は変わるが、例えば歴史の年号を≪語呂合わせで覚えよう≫とするのは暗記のためのテクニックだが、
≪歴史のながれのポイントをわかりやすく整理する>≫のは、理解のためのテクニックだ。
まとめると、どこの世界にも、≪技に生きるもの≫と、≪技に溺れる者≫とがいる。
つまり、技の有効性と限界を知りつつ用いるものは十分に技を生かせることができるのである。
私を信じてほしい。
しかし、やみくもにテクニックだけに頼るのは、危険である。
そのテクニックが何のためのものであり、どんな場合に有効なのかを自覚して用いなければ、宝の持ち腐れになるだけだ。
どんな安易な技でも、安易に用いてはならないのだ。
例えば、ITO ACADEMYから英検2級を帰国子女でもないのに受かった中学生は、このテクを≪付加価値情報≫としっかり認識していた。
だからこのテクを使い、直前迄0点だった長文の空所補充が当日は満点がとれ、内容一致も0点だったのが満点近く取れたのである。
生き証人がITO ACADEMYには、いくらでもいるのである。