皆さんこんばんは。
ITO ACADEMY塾長の伊藤琢哉です。
私はやはり歴史を考えた際に、物語性が重要になってくると思う。
物語になれば、克明な調べものをしなくても、あなたとこうしゃべっていてね、あなたのご両親はどんな人かなとか、物語として想像できるということですけれどもね。
つまりオーラルヒストリーというか、日常生活の中のなかなか言葉にしにくい部分ですね。
私が文献にこだわるのは、昭和2年の日本の金融恐慌【失言恐慌】が思い出されるからです。
これは官僚は責任逃れのために民間の銀行経営者に全部押し付けるわけですね。
そうするとこちらの方はしゃべれない。
取り付け騒ぎを起こした責任については、官の方が書いたものだけが残るわけです。
私はそのあたりの文献になったものに対する、ならなかったものとの対比が気になって仕方がないので歴史に関心があるのです。
つまり歴史の新発見【そこが知りたい】なのです。