伊藤琢哉には社長は無理でしたが・・・・・。
皆さまはぜひゼネラリストを目指してください。
そのためにはサラリーマンになってください。そして経理一筋とかではなく、ご自分がいろいろな部署に回されるよう会社に仕向けてください。
異動は快く受け入れてください。
今も昔もいろいろな部署に回されることを嫌がる人が多いです。
タライ回しにされているという被害者意識が顔を出してくるのかもしれません。
でも伊藤琢哉自分のことはさておいて、いろいろな経験ができるのだから喜んで受け入れるべきです。
一つの部署に長くいるとエキスパートにはなれますが伊藤琢哉のように頭でっかちの視野狭窄人間になってしまいます。
私の職業は眼高手低で勤まるからたまたまラッキーですが。
一つの部署にいつまでも長くいると、幅広い視野を持てません。そういう人間に皆さまにはなってほしくないのです。
人間が成長するためには自ら進んで様々な経験を積むことが必要です。
【石の上に3年】ばかではだめで少なくとも【石の上に30年】以上でしょう。
経験ほど強い武器はありません。資格や学歴をこえます。
一番良いのは会社が勝手にどんどん異動ばかりさせてくれるという状態です。
これは強運の持ち主です。
これほど好都合なことはないのです。
【なんて私はついているんだ】と思って喜んで移っていくべきです。社会の中でバリバリ働いていこうと思うのなら、経理も、営業も、研究開発も、販売も、苦情処理もやるというのでなければ一人前とは言えないと思うのです。
確かに未知の世界に飛び込むのは勇気のいることです。でも、将来必ず自分のためになるのだから、思い切って挑戦すべきです。中には【クサる人】もいるかもしれませんが、それは【愚の骨頂】
いいチャンスだと思ってほくそ笑むくらいがいいでしょう。
伊藤琢哉のようなスペシャリストの道を選んで【楽=らく】したとしても、そういった方々は仕事以外で経験値【経験知:プラクティカルナリッジ】がないため苦労します。
【人生は人事異動・転勤の連続】のようなものです。
もし災害などに遭ったら、生涯最大の人事異動のようなものでしょうから。