私はネイティブ英語に変えて書くべきだと指導している。

5、結論

  以上の結果より導き出される京大英語で8割を超すための対策は、「ネイティブ英語とは何か」を定義づけして学ぶことに尽きるだろう。

  たとえば、「この料理はまずい」という英作文なら受験生に多いのが

 This dish tastes poor. しかし、これは評価されない。なぜなら、英語として正しくてもマナー違反。英検英語なら否定文にして、This dish isn’t good. これでマナーは改善された。

  しかし、ネイティブなら I don’t like this dish. と言うだろう。本当に不味い場合は、Yuck!と叫ぶ。そういう違いだ。

 問題は、

「受験英語の参考書や問題集で取り上げられている構文や表現が現実に使われている英語と違う」

  という事実。それを指導している教師や講師も、外国生活がなく50年前の表現を気づかずに指導していること。そのために、校内テストや模試で高得点や上位の順位をとっても落ちてしまうこと。(生徒にアンケートを取った時、以前ITO ACADEMYの塾生も全員知りませんでした)

6、今後の課題

  この検証を行うためには、受験英語、資格英語、ネイティブ英語の3つをよく知る人が必要だ。

そこで今回、高木先生を招聘させていただき今まで以上に頂点の大学を合格させるという結果にコミットさせていただく。

 

 

しかし、現実にそのような人は稀(高木先生がいらっしゃる)なので追試が困難と思われる。しかし、今後「受験英語」「資格英語」「ネイティブ英語」は1つに収れんしていくべきである。

  その1つとは「ネイティブ英語」であるべきことは、多くの英語指導者が同意すると思われる。ただ、問題はネイティブ英語を指導できる教師、講師が決定的に不足しているため目標が明らかになっても対応はできないことにある。

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