赤ん坊がカウンターを歩いていました。一回も落ちないように見張っていることはその子の為でしょうか。
違うと思います。
でも大切なお子さんを比較的、短時間お預かりしたというのであれば、危険なところに行かせても(この時点でかなり危険です。助けられないかもしれないのにそれを行うというのは、無謀な行為であり、リスクマネジメントがされていない点で最悪のシナリオです)落ちないようにするというのではなく、落ちそうなときに手を差し伸べるというやり方が良いと思っています。そのためには、絶えず見識のある大人が、傍らにいる必要があると思っています。傍らにいるのでできることですが、落ちそうな体験や、時には落ちる体験(家庭学習)が大切だと思っています。セーフティーネットができているというわけなので安心だということです。
落ちて痛みを覚えていくためには3回ほど落ちないといけません。塾にいる時間の方が家庭にいる時間よりも短いですから3回、落ちて、落ちることが痛いことを意味するという体験は家庭での自学自習でのほうが向いていると言えるでしょう。
でも、当塾は初心者の方にも、この本当の意味での、おぞましき入試過去問体験ゾーンを塾で体験してもらい、ごまかすことなく基礎力がついていて問題が解けることを体験してもらっています。
先ほどの赤ちゃんの例じゃないですが(そもそもカウンターに赤ちゃんがいるという設定が想像しにくい)1回で痛みを知った時、その近くにあったものが赤いじゅうたんだったとしたら、落ちて痛いのはじゅうたんのせいだとおもってしまいます。
2回目に青いじゅうたんの上に落ちたら、じゅうたん恐怖症になってしまうかもしれませんね。
人は身近な事、すぐ前に起きたことを出来事の原因にしてしまいます。
生徒さんに自習させておいてわからないところだけ聞く塾も良いでしょう。
でも聞きたい部分は直前の部分だけなので、じゅうたんが原因でその痛みが起きたと思ってしまいます。
こうならないように無限延長し、その子の為だけにプロ講師が、つきっきりで、生徒に答えさせることもし、つまり、双方向で、講義は進み、細かくやることで、’痛い’のは同じだけれども早とちりして、じゅうたんが原因と思う生徒は出なくなります。理由は分からないところだけを聞くのではなく、分かるところも徹底的に教え、分かるところは応用問題、次に入試問題を用意しているからです。つまり、分かっていることは質問しないというシステムですと、わかったつもりでいるだけで、実はわかっていないことが発見されません。これはすごいこわーいことだと思いませんか?????ですから応用問題や入試問題で精密検査をするというわけです。体制が整っているというわけです。
基礎部分が本当に定着したかを必ずわからせます
一度ご賞味ください。
ITO ACADEMY 英語担当 伊藤琢哉 (偏差値の魔術師)
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